Twitterで聞かれること多くなってのでまとめます
2022年の8月〜10月に計3回、採集に行きました
場所は論文にもなってますし、新聞記事にもなってるのですぐわかりますね
https://www.fujimu100.jp/museum/publication/natural_history_12/
https://www.chunichi.co.jp/article/767134
採集結果としては↓
1回目は夕方頃に行って雌1匹
2回目は朝に行って雌2匹
3回目は昼頃に行って雄1匹、雌2匹、幼体2匹
合計で8匹です
捕まえ方としては山道を歩いてセミのように木に付いてる個体を探します
色が樹皮の色と似ているためわかりにくいですが注意深く木を見ていると違和感があります
タモ網が届く範囲ならタモ網ではたき落とすようにして地面に落として捕まえます
届かない場合に木を揺すったりして落ちてくる場合も
捕りやすい位置にいる場合はいいですがそうでないことの方が多く、ハチやマムシも結構いるので危険も伴います
山の中はこんな感じです
正直、夏の暑い時期に山の中でしかも個体を見つけたからといっても捕れるとは限りません😅
新聞や論文に載っていて遠方からも人がたくさん来てますが何人が捕まえられているのかなと思います
現地で捕まえること、現地に行くことに価値を見出せて楽しいならいいと思いますが、正直キノボリトカゲ欲しいだけなら買った方が安いですし労力的にも割りに合います
3000円〜くらいですからね
それでもフィールドが好きって人は国内外来種ですし沖縄とかで捕まえるのと違って個体の保全とか気にしなくていいですし、ハブもいないのでお勧めです
沖縄、石垣島、西表島と3ヶ所で本来の生息地のキノボリトカゲ観察したことありますが、個体数的にはやはり現地の方が多いですね
おそらくですけど静岡の冬が寒いのか死ぬ個体も多いのではないかなと思います
捕まえた個体を飼育してましたが冬眠させたら死なせてしまいました
冬眠前に餌をたくさん与え太らせていましたが、なかなか冬眠は難しかったのかもです
様子を見ながらクーリングみたいな感じが良いかもしれませんね
現地の気温を踏まえると静岡の気候はかなり寒いですから
大きめの昆虫を与えるよりも少し小さめの昆虫を多めに与える方が良い気がします
現地ではアリとかも食べているようですし
我が家での嗜好性はパリダローチ>レッドローチ>コオロギ>ワラジムシ>シルクワーム>ミルワームでした
通気性の良いケージがおすすめです
産卵してベビーも産まれましたが餌の自家繁殖をやらないと餌の確保が大変かなと思います
とりあえず思いついたまま記しました
また随時、補足します